
都内で、ワインも出すような洒落たお店に、月の井酒造のボトルを見ることがある。
それは、原材料や製造工程のすべてを”有機“にこだわったオーガニック日本酒など、時代が求めている日本酒を造り出しているからかも知れない。

2016年夏、これぞ!大洗という日本酒ができた。爽やかなラベルに生貯蔵酒冷酒と書かれたこのお酒は、大洗のお米「チヨニシキ」を使用。8代目蔵元が切望した、原料のお米から大洗産で造るという、新しい挑戦が実ったお酒である。

昨年は、シンガポールやニューヨークでも展示会や即売会へ出展、ドイツ航空のルフトハンザのファーストクラスでも使用され、その評価は国外にまで及ぶ。そんなあの人にはやっぱりお酒中でも、まずは地元、大洗!それを一番大事にしている。そうおっしゃるのは、製造部部長山田さん。

東日本大震災の大洗を襲った大津波の際も、おいしいお酒の源である井戸水の”水“(水質)は変わらなかった。大洗の水は、発酵に必要なマグネシウムとカルシウムが豊富に含まれた、やや硬水で、日本酒造りにはぴったりだと言う。おいしい食卓の最高の食中酒をモットーとした月の井酒造の、あっさりさっぱり夏を感じる、飲みやすいお酒です。

月の井酒造 夏の冷酒セット
【内容量】300ml×5本
http://www.oarai-maiwai.com/products/detail.php?product_id=319